2024 年 5月 16日 (木)
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視覚の代わりに聴覚、「音の経験」の楽しさ…オーディオに注目

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韓国で新たに、オーディオコンテンツが注目されている。デジタルコンテンツが氾濫する最近、視覚に訴える一般的な映像の消費から脱却し、聴覚によって新鮮な味わいを提供しようというものだ。

オーディオ市場が急速に成長し、様々な音源や専門技術、ハイグレード情報などの分野で、互いに競争力を発揮している。ユーザーの満足度向上に力を入れ、良質な音体験を提供している。

ナッジヘルスケア(Nudge Healthcare)が提供する健康管理アプリのキャッシュウォーク(cash walk)は、フィジカルとメンタルを合わせたトータルヘルスケアアプリを目指している。このためにサービスを高度化し、心の安定に役立つ多様な高品質音源の確保に力を入れている。

昨年7月、キャッシュワークアプリ内でリリースしたモバイルメンタルケアサービス「心ケア」は、精神科専門医に協力を求めて製作した。音源や専門クリエイターによる音源など700点余りのサウンドコンテンツを無料で提供している。

運動・睡眠・ストレス解消など状況別に心の健康管理を支援するための多様な音源を用意している。その結果、1800万キャッシュウォークのユーザーから好評を得て、リリース1年で累積再生数500万回を突破した。

立体的な空間音響で、現実に近いリアルな音の経験を提供することに力を入れるスタートアップもある。

2015年に設立した没入型技術スタートアップのガウディオラボ(Gaudio Lab)は音響工学博士と専門家からなる。

同社はオーディオ専門技術を融合させた超実感サウンドを提供する。AI Source Separation(背景音・楽器音・声をAI技術で分離)▽AI Text Sync(リアルタイム歌詞表示機能支援)▽Loudness Normalization(ストリーミング時の均一な品質の聴取環境保障)――などのオーディオ専門技術を有している。ネイバーバイブ(NAVER VIBE)、ナウ(NOW)、メタバースプラットフォームのゼペット(ZEPETO)などと協業しながら事業の裾野を広げている。

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