
妻を極度に衰弱した状態で放置し死亡させたとして起訴された軍の下士官の夫について、過去の暴行を疑わせる痕跡と多額の負債の存在が新たに明らかになった。
JTBCの報道によると、国立科学捜査研究院の解剖結果で、妻の肋骨に古い骨折の痕跡が確認された。骨折は死亡よりかなり前に生じたとみられ、外部からの強い衝撃が加わった可能性が指摘されている。
被害女性は2025年11月、救急隊が出動した際、ソファに座ったままの状態で発見された。全身にウジが発生するほど放置されており、搬送翌日に死亡した。死因は感染による敗血症とされた。
さらに、複数の肋骨骨折や胸部・腕のあざも確認され、専門機関は心肺蘇生による影響の可能性を認めつつも、外力の関与を完全には否定できないと判断した。体内には大量の腹水がたまり、心臓も通常の約2倍に肥大していたほか、体の各所に壊死性の病変が見つかった。
遺族側は継続的な暴行と虐待の可能性を強く疑っている。軍検察は24日の公判で解剖医を証人として申請し、詳しい経緯の解明を進める。
一方、被告の夫は殺人の罪を否認しているが、裁判では多額の借金を抱えていたことも明らかになった。検察は金融取引やカード履歴から相当な債務が確認されたと説明しており、これが事件に関連している可能性についても調べている。
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