韓国・釜山(プサン)で女性通行人につばを吐きかけたとして暴行罪に問われた60代男性に対し、釜山地裁は11月30日、懲役5カ月の実刑判決を言い渡した。
被告は今年3月、釜山駅地下ショッピングセンター近くで、20代の女性の顔につばを吐いたとされる。また4月には釜山駅の陸橋で30代と20代の女性2人に同様の行為をした。
被告は昨年7月にも同様の行為で暴行罪に問われ、釜山地裁から懲役10カ月を言い渡されていた。刑期を終えて昨年12月に釈放されたが、出所後数カ月で事件を繰り返した。
地裁は「過去にも女性に対する暴行行為で実刑を受けており、反省が見られない」と指摘した。
被告がなぜつばを吐きかけたのか、その動機については報じられていない。
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