年末の航空券とホテルの高騰にもかかわらず、韓国で日本旅行の人気が高止まりしている。航空券予約プラットフォームのスカイスキャナーによると、韓国人旅行客が最も多く検索した年末の旅行先(12月22~31日出発基準)の1位は日本。都市別順位でも札幌が1位だった。
キョウォンツアーが発表した第4四半期(10~12月)の人気旅行先もトップは日本だ。関係者は「日本政府が韓国からのパッケージ旅行でビザなし入国を認めるようになり、人気が続いている」と説明した。
中でも人気なのは大阪で、福岡、札幌、東京、沖縄も選好度が高い。松山など地方都市の需要も目立って増えている。
また、ハナツアーが発表した今年1~11月の海外旅行送出客数は約120万人で、東南アジアが50%を占め、日本(28%)、欧州(9%)、中国(6%)が続いた。国別では日本が最多だ。
中でも最も人数が高かったのは「九州」で、旅行パッケージ商品「ハナパック2.0」の予約人数ではダナン(ベトナム)、札幌、大阪が3強だという。
ただ、業界関係者は「年末の日本旅行は決して安くない。航空券の価格は10~20%ほど高いし、宿泊費も大きく上がった」と話した。28~30日の仁川発往復航空券をネット検索すると、札幌往復は81万6000ウォン(約8万9100円)から、東京は46万8000ウォン(約5万1100円)からなどとなっている。
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