腹痛と下痢を誘発する粉をフルーツジュースに入れて職員に飲ませたとして、韓国・仁川(インチョン)西部警察署は傷害の疑いで中小企業社長(30代)と職員(30代)を摘発したことを明らかにした。
社長は職員と共謀し、4月26日午後3時50分ごろ、仁川市西区の自身の会社で取締役(40代)に、腹痛と下痢を起こす薬品を混ぜたジュースを飲ませた疑い。当時、これを飲んだ取締役は苦味を感じ、腹痛と下痢の症状を訴えた。
その後、取締役は会社を辞め、その翌月に警察に告訴状を提出した。
警察は、社長がコンビニでマンゴージュースを購入した事実を把握している。また、会社の監視カメラで、社長が錠剤をコーヒーグラインダーで粉にし、マンゴージュースに入れる様子も確認している。
社長らは「自分たちで飲むつもりで粉を飲み物に入れた。取締役に飲ませてない」と容疑を否認している。薬品を買ったことやジュースに入れた理由については供述を拒否した。
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