2024 年 12月 27日 (金)
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自動運転車1台に半導体3000個…韓国サムスン、電装半導体で疾走

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韓国サムスン電子が電装半導体の量産に拍車をかけようとしている。メーカー各社がガソリン車から本格的に電気自動車(EV)、自動運転車の生産に軸足を移すことで、車両用半導体が一層成長する見通しだからだ。

自動車生産量の2022~2028年の年平均成長率は3.6%と予想される中、ハイブリッド車とEVの成長率はそれぞれ7.1%、26.7%と高い。

ガソリン車1台に必要な半導体チップは600~700個だが、EVは1600個、自動運転機能など搭載したスマートカーは3000個に達するとされる。

それだけ多くの半導体が必要になることを意味し、市場調査機関オムディアによると、世界の車両用半導体市場は昨年の635億ドル(約9兆5158億円)から2026年には962億ドル(約14兆4910億円)に成長する見通しという。

2018年に初の自動車用ソリューションを量産したサムスン電子ファウンドリーは現在、モバイルアプリケーションの生産技術を活用して先端ドライバー支援システムの充実に努めている。

同社事業部のチェ・シヨン社長は2021年、主催のフォーラムの基調演説で自動車分野に超微細な工程の技術を積極的に活用していく計画を明らかにしている。

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