韓国のキッズカフェで、皮膚病を患う女児を見ておびえた娘を連れて席を離れると、その女児の母親から謝れと要求された――という話が、あるオンラインコミュニティで伝えられた。
投稿したのはその娘の母親(Aさん)。Aさんは平日昼、5歳の娘を連れて百貨店にあるキッズカフェに行った。Aさんが娘とおままごとをしていたところ、ある女児と母親が現れ、一緒に遊びたがった。
女児の手足が赤くなっていて、腕を掻くたびに角質が落ちていた。Aさんは「皮膚病だと思った」という。ただ、娘はその女児を怖がり、「他の所に行こう」と求めた。Aさんは「病気だからね。でも一緒に遊べばどうか」と何度も勧めたが、娘が嫌がり、家に帰りたいと言い出した。
その女児にAさんが「うちの娘は疲れていて、家に帰りたいみたい。今度また遊ぼうね」と伝え、席を立とうとした。
すると、女児の母親が近づいてきて「うちの子に皮膚病がある。他には何の問題もないのに、どうして一緒に遊ばせないのだ」と問い詰めた。
Aさんは「避けたのではない。娘はまだ幼く、初めての体験なので驚いたようだ。それで家に帰る」と説明したが、母親は「子どもの教育をしっかりやりなさい」と怒った。
Aさんは我慢できず、「誰であれ、子どもたち同士が遊びたければ遊ぶ。遊びたくないかもしれない」と抗議すると、母親は「あなたたちによって私たちは傷ついた。謝れ」と要求した。
2人の口げんかは職員の仲裁でようやく終わったという。
Aさんは「考えれば考えるほど不愉快だ。娘が怖がるのに、その子と遊ばせるのが親として正しい行動なのか。その母親に謝るべきか」と打ち明けた。
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