30代後半の女性が脳卒中で倒れた後、夫からの暴言や娘の不用意な発言により離婚を決意した――こんな話が最近、韓国のJTBC番組で紹介された。
夫は韓国の名門大学を卒業し、大企業に勤務する7歳年上。女性は夫の強い意志により結婚を決めたが、夫の両親は女性の家庭背景を理由に結婚を反対した。
それでも結婚に至ったが、妊娠後、夫の態度が冷たくなり、女性に対する非難が増していった。
女性が脳卒中で倒れた後、夫は当初看病したが、次第に「病気で迷惑をかけるな」と言い放ち、娘を連れて実家に帰った。
その後、娘が言い放った言葉に女性は衝撃を受けた。「新しいお母さんが来る」。実は、義母が息子に再婚を勧めていたのだった。
女性は裏切りを感じ、離婚を決意した。ただ、経済的な事情から親権を夫に譲ることに同意した。
しかし、夫は女性に対し、養育費として200万ウォン(約20万円)を要求し、さらに娘が成人するまでの14年分を一括で支払うよう求めた。
番組に出演した弁護士は「大企業に勤めているのに、なぜこんな話をするのかわからない。地域の養育費基準に照らしても不当なものだ」と批判している。
ただ、女性は現在も娘との関係に悩んでいるという。
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