韓国・済州島の脂身だらけのサムギョプサルへの批判が高まるなか、同じ地域のある自営業者が「心を乱している」と心情を吐露した。
中古取引オンラインプラットフォームに2日投稿したのは、済州で数年間、焼肉店を運営しているという自営業者A氏。
A氏は最近、飲食店を訪問する客の多くが「脂身サムギョプサル」の話を持ち出して、心が落ち着かないという。観光客の多くが、済州島の焼肉店に問題があるのではいかと認識しているようで、重い気持ちだという。
また先月29日、オンラインコミュニティで脂身の多いサムギョプサルを提供して物議をかもした済州のある焼肉屋に厳しい忠告をした。
A氏は「観光食堂は規模も大きく、私たちのような零細業者より資金も余裕があるはずなのに、なぜそんなことをしたのか。上がってきた写真を見ると私も衝撃的だった。そのような肉をお客さんのお膳に載せる度胸には驚かされる」と話した。一方で「大部分の自営業者は良心的に仕事をしているということを知ってほしい」と訴えた。
近隣に居住する住民らも、今回の問題を残念がった。済州に住むあるネットユーザーは、「ある店でオギョプサルを注文した。90%が脂身だった。なぜ脂身だけ?と尋ねると、店側は『そこがおいしい』だと答えた。二度と行かない」と経験を共有した。
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