
韓国のオンラインコミュニティに「専業主婦の欠点は何ですか?」という投稿が掲載され、育児休暇中の生活満足度や将来の選択を巡ってちょっとした議論が起きている。
投稿した女性はこれまで仕事や育児、家事に追われてきたが、育休に入って家事と育児に専念できるようになり「とても幸せだ」と述べた。
会社勤めの頃は疲れ切って帰宅した後、一人で子どもの世話や勉強のサポート、家事に追われていたのに、今は日中に家事や資格試験の勉強を済ませ、午後は子どもを早く迎えに行って一緒に過ごす時間を楽しんでいる。
周囲から「専業主婦は大変」と聞いていたので不安もあった。ところが精神的余裕が生まれ、職場のストレスもなく、夫婦げんかも減ったと説明。「生活の質が上がった」と語った。
一方で「子どもが成長したらそうはいかないのでは」とも思う。女性は「金銭的余裕があるなら夫婦が適性に合わせて外で働く役割と家庭を守る役割を分けるのが一番幸せ」と主張した。
これに対してネット上では、専業主婦の最大の欠点として「主体的な経済力の喪失」を指摘する声が上がっている。
「経済活動から遠ざかり、交友や会話の幅が狭くなる」「夫が生活費を止めたら終わり」「家事や育児をしても『何もしていない』と言われる」といった経済的依存や社会的孤立のリスクを指摘する意見が相次いだ。
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