韓国の通信社、聯合ニュースが大手ポータルサイトを運営するネイバー(NAVER)とカカオ(Kakao)による契約解除を「一方的だ」として効力停止を求めていた問題で、ソウル中央地裁は24日、効力停止の仮処分を認めた。訴訟の判決が確定するまでの間、聯合ニュースの記事は再び、ポータルサイト上に掲載されることになった。
ネイバーとカカオが共同で運営する「ニュース提携評価委員会」が11月、聯合ニュースが今年3~7月に配信した記事649本を「記事型広告だった」として契約解除を勧告。ネイバー、カカオ両社はこれを受け入れ、11月から聯合ニュースの記事の掲載を取りやめにしている。これに聯合ニュースは反発し「契約解除はポータルサイト側の一方的な内部意思で決定され、不当だ」として仮処分を申請していた。
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