韓国で2年連続して外国製の成人用おむつの輸入量(重量基準)が子供用おむつの輸入量を抜いた。専門家らは超高齢社会への突入による自然現象だと分析している。
食品医薬品安全処によると、2021年と2022年の成人用おむつの輸入量は毎年2万トンを超えている。
成人用おむつは大きく尿もれパッド、パンツタイプ、テープタイプに分けられる。2021年には尿もれパッド1万4590トン、テープタイプ7783トン、パンツタイプ2832トンが輸入され、計2万5205トンが国内に流通した。
昨年はパンツタイプ3153トン、テープタイプ7942トン、尿もれパッド1万1839トンが国内に入ってきた。計2万2934トン規模だ。
成人用おむつの輸入量が増え、子供用おむつの輸入量を上回った。食品医薬品安全処の輸入食品情報室が公開した統計によると、2021年の1年間、全体で最も多く輸入された衛生用品(重量基準)の1位は成人用おむつ(23.08%)だった。続いて使い捨て箸が22.04%で2位、子供用おむつは19.05%で3位を記録した。
今年も14日までに輸入された成人用おむつは2774トンで、金額に換算すると1431万5000ドルだ。今年は尿もれパッドが1540トンで、最も輸入が多いことがわかった。続いてテープタイプ863トン、パンツタイプ371トンの順だった。
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