中国の習近平主席がバイデン米大統領と約2時間のテレビ電話会談で、ロシアのウクライナ侵攻について「そのような対立は誰の利益にもならない」と強調したと伝わると、米国や世界の証券市場は軒並み上昇した。
ニューヨーク証券市場は18日、ダウ指数が0.80%、S&P500は1.17%それぞれ上昇した。特にナスダックは2.05%急騰した。
これに先立って取引を終えた欧州の証券市場も、小幅ながら軒並み上昇した。ドイツ株価指数(DAX)は0.17%、英FTSEは0.26%、フランスCAC40は0.12%それぞれ上昇した。欧州主要600社の株価指数ストックス600も0.91%上昇した。
習主席はウクライナの現状について「われわれが望んでいなかった事態」として「ウクライナ危機のような葛藤と対立は誰の利益にも合致しない」と強調したと伝えられた。
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