
葬儀に参列していた韓国・釜山(プサン)の警察官が、隣の会場で倒れた男性を心肺蘇生法で救命することに成功した。
釜山警察庁によると、釜山市機張(キジャン)地区隊に所属するパク・ジョンムン警監(57)=日本の「警部」に該当=は11月9日、大田(テジョン)市内であった義母の葬儀に参列していた際、近くで叫び声が上がるのを聞いた。
廊下に出て確認したところ隣の会場で1人の男性が意識を失って倒れており、パク警監はすぐに気道確保など心肺蘇生法(CPR)を施した。
男性は3分後に意識を取り戻し、その後、救急隊が近隣の病院へ搬送した。
パク警監は「倒れている市民を見た瞬間、本能的に心肺蘇生の措置を取った。日ごろから教育を受けていたことが役に立った」と振り返った。
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