
韓国のオンラインコミュニティに3日、「義母が私の不動産屋で働きたいと言い出した」というタイトルの投稿が掲載された。不動産業を営む女性が義母から「雇ってほしい」としつこく頼まれ、困っているというのだ。
女性は以前、金融業界で働いていたが、仕事に疲れ、子どもも少し手が離れたため、退職して友人と不動産事務所を開業した。若い人でも一生懸命働けば幅広い年齢層の客に気に入ってもらえると考え、事務所の雰囲気やインテリアも若々しく整えた。
また、周囲の店主たちに飲み物を持ってあいさつに回り、SNSで地道に情報発信もした。おかげで少しずつ客が来るようになり、業界が低迷している中でもなんとか耐えている。
一方、義母は還暦前で法律事務所の事務長をしているが、最近はうまくいっていない様子。まずいことに、商業物件の仲介でそこそこの収入を得たことが夫から義母に伝わり、働かせてくれと言い出したという。
義母は「営業なんて結局は同じでしょ? 私もかつては『営業王』と呼ばれていたのよ」と主張。夫も暗に義母を後押ししている。
女性は「今は人手は足りている。なのに断っても何度も電話をかけてくる」とへきえきしている。開業時に夫が2000万ウォン(約200万円)出資してくれたが、姉は「借金してでもその金を返して縁を切りなさい」と背中を押してくれている。女性は「義母に二度と働きたいなんて言わせないためにどうすればいいか」と訴えた。
ネットユーザーからは「嫁と嫁の友人をこき使って社長面して給料だけ取ろうって魂胆だろう。雇う気はないときっぱり伝えるべきだ」「そんなに働かせたいなら旦那が自分の会社で雇え。母子そろっておかしい」「遠回しじゃなく、はっきりNOと言いなさい」などのコメントが寄せられている。
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