韓国の仁川（インチョン）地裁はこのほど、強盗傷害と特殊強盗未遂の罪に問われた少年（16）に懲役5年から3年6月の不定期刑を言い渡した。
判決によると、少年は1月1日早朝、仲間と美人局（つつもたせ）を計画し、仁川市内の路上におびき出した男性（38）から金品を奪おうとした。だが、警察に通報され、未遂に終わった。
6月5日にも市内の路上で、酒に酔った男性（40）に「何を見ているんだ」と言いがかりをつけて殴る蹴るの暴行を加え、時価1000万ウォン（約114万円）相当の金のブレスレットと現金40万ウォン（約4万5000円）を強奪した。男性に顔の骨を折るなど約8週間の重傷を負わせた。
地裁は「被告は、家族と社会から適切な導きを受けられないまま幼少期を送った。まだ16歳であり、更生の機会がある」と述べた。
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