
結婚を4カ月後に控えた韓国の女性が、ウェディングドレスを選んだ日に高齢運転者の車にひかれて大けがをする事故が起きた。19日に放送されたJTBCの番組「事件班長」が報じた。
それによると、女性は12日午後1時10分ごろ、ソウル・江南区(カンナムグ)の論峴洞(ノニョンドン)にあるソウル税関交差点付近で、80代女性が運転する暴走車両にはねられた。車は地下駐車場から出て歩道を越え、冷麺店に突っ込んだ後、駐車車両に衝突してようやく止まった。

女性は婚約者と食事を終えた後、店舗外のトイレに向かう途中で事故に巻き込まれた。その日は、婚礼衣装を選ぶ日で、婚約者は「ウェディングドレスの写真をSNSに投稿しようとしていたところだった」と話した。
女性は脳出血、股関節と骨盤骨折などの重傷。手術を受けたが、1〜2年間は車椅子生活が必要とされている。
婚約者は「10月の結婚式は事実上不可能になった。仕事を休んで看病に専念しているが、加害者からの謝罪はない」と明かした。
事故を起こした女性にけがはなく、「車が急発進した」と主張。しかし婚約者は「運転ミスの可能性が高い。高齢運転者の事故が増えており、何らかの規制が必要ではないか」と話した。
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