経営難に見舞われている韓国企業が増え、カード会社の法人会員が減っている。
与信金融協会によると、韓国国内カード会社9社の法人カード(クレジットカード)会員数は4月末で329万人で、昨年同期の338万人から2.7%減少した。
法人カードの決済額は毎年増えているものの、増加幅は鈍化している。今年1月から4月まで法人カード会員が国内で一括払い・分割払いで決済した金額は38兆9784億ウォン(1ウォン=約0.11円)。昨年同期に比べて増加率は5.3%で、直前の増加率(8.3%)と比べ、増加傾向に陰りが見えている。
法人カードの指標が全般的に悪くなったのは、経営環境が厳しくなり、法人カードの予算を削減する企業が増えたためと分析される。
同協会が分析したカード承認実績報告書によると、今年第1四半期の法人カード(信用・デビットカード)決済1件当たりの平均承認額は12万8699ウォンだった。1年前の13万1822ウォンより、2.4%減少した。
一方で、個人のクレジットカード会員数は毎年着実に成長している。4月末のカード会社9社の個人会員数は8006万人だった。1年前の7867万人より1.8%増加した。
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