
韓国のオンラインコミュニティに24日、「納骨堂で静かにしてほしいという撮影チーム」と題した投稿が掲載された。ドラマを撮っていた撮影チームが故人をしのぶため訪れていた遺族に「少し静かにしてほしい」と要求したといい、非難の声が広がっている。
投稿者の親族によると、同日午前11時ごろ、祖母の出棺を終えて納骨堂に向かうとドラマの撮影中だった。珍しいので見ていると、スタッフの一人が「本当に申し訳ないが、撮影中なので少し静かにしてもらえないか」と声をかけてきたという。
親族の誰も大声で話などしていなかったので、投稿者が「心配しないで」と伝えた。だが「他の家族にも伝えてほしい」と言われたことで、「納骨堂で泣いている人に泣くなと言うのか」との怒りが込み上げたという。
この投稿を見た人からドラマ名の問い合わせが相次ぐ中、投稿者は「穏やかに聞いても良い返答は返ってこないと思って聞かなかった」と返答。納骨堂の名前については「祖母を納めた場所なので公開して迷惑をかけたくない。問題は撮影チームにある」と強調した。
ネットユーザーからは「納骨堂を図書館とでも思っているのか」「セットを作って撮影しろ」「こんな要求されたら自分なら怒鳴っていた」「泣くなと言いかねない」といった怒りの声が相次いだ。
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