新型コロナウイルスの感染者数が前の週に比べて5000人近く増加した。冬季の再流行の兆しが見える中、紅葉旅行やハロウィン行事、都心での大規模な集会などが流行拡大傾向に影響を与えるか注目される。専門家らは、1日の感染者数が今週の4万人から来週は最大5万人に達する可能性があるという見通しまで出した。
疾病管理庁の中央防疫対策本部によると、23日現在の新型コロナの新規感染者数は2万6256人。同日の感染者数は22日(2万6906人)より650人減ったが、先週の同じ曜日(2万1456人)と比べると4800人増えた。
今月末、秋の紅葉が見ごろを迎え、全国各地でハロウィンイベントが開かれるため、人の移動が増えることが予想される。
中央事故収拾本部のパク・ヒャン防疫総括班長は「秋の旅行シーズンに全国主要観光地では2500人余りの防疫管理要員が地方自治体とともに観光地内の生活防疫規則案内、室内消毒・換気などを点検する計画。国民も楽しく観光しながら、人が密集した施設ではマスクを着用するなど防疫規則を遵守してほしい」と要請した。
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