
韓国のある20代女性が、自身の精神科通院歴を結婚予定の恋人に打ち明けるべきか悩んでいるとオンラインコミュニティに投稿し、多くの関心を集めている。
「結婚相手に精神科に通っていたことを言うべきか?」というタイトルで投稿された。それによると、女性は現在、5歳年上の男性と交際中で、交際期間は6カ月。男性は結婚を強く望んでいるが、女性と家族はまだ時期尚早だと感じているという。
ただ、女性自身も彼を深く愛しており、前向きに考えている。男性が週末に自らの経済状況を開示するという話を受け、自身も正直に打ち明けるべきだと考え始めたと述べた。
女性は「私は過去にパニック障害の診断を受け、軽度の不安障害もあった。23歳から約3年間、薬を服用しながら通院したが、現在は服薬もなく、病院にも通っていない」と説明。医師からも「もう来なくていい」と言われ、通院を終了したという。
ただし、ストレスが大きい状況では胸が苦しく不安になることがあるとも明かした。
女性は「病院からは完治と言われているので、わざわざ言う必要があるのかとも思うが、もし子どもに遺伝するなら事前に伝えるべきなのではとも思う」とし、助言を求めた。
実際、パニック障害は生物学的、認知的要因に加え、遺伝的要因も影響することが知られている。
これに対し、ネット上では「たかが3年でも正直に話すべきだ」「再発の可能性もあるので伝えるべきだ。欠点ではなく、注意すべきこととして共有できる」「精神科通院歴を偏見で見る人も多いが、それを受け入れてくれる人かどうかが結婚の判断材料になる」「その程度も言えない相手なら結婚しない方が良い」「数回のカウンセリングならともかく、3年も治療していたなら必ず言うべきだ」といった意見が寄せられている。
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