
韓国京畿道坡州市で11月17日午前8時18分ごろ、「妻が意識もうろうとしている」との119通報が入り、出動した救急隊が全身に汚物が付着した30代の女性を発見した。
女性は下肢に感染と床ずれが進行し、皮膚壊死に至っていた。京畿道高陽市の病院に搬送される途中、一度心肺停止の危機に陥ったが、救命措置を受けて回復した。
病院側は、精神的な困難を抱えていた妻を長期間放置した疑いがあるとして、夫を警察に通報した。警察の調べによると、妻は2024年8月から精神的な不調で身動きが取りづらくなったという。
しかし、夫である韓国陸軍所属の現役副士官は、妻を病院に連れて行くなどの保護措置を講じていなかった。警察は夫が軍人であることを踏まえ、事件を軍事警察に送致した。
(c)news1

