韓国でベビー服や粉ミルクなど乳幼児用品の価格が急上昇している。親たちは割引情報の活用はもちろん、中古用品で済ませたり飲食費を節約したりしてしのいでいる。
統計庁によると、乳幼児世帯が主に消費する商品・サービス11品目のうち6品目は、今年1~10月の消費者物価上昇率が全体平均(3.7%)を上回った。
特に、ベビーの冬服は昨年同期より12.1%上がった。統計が始まった1985年以後で最大の上昇率だ。おむつも1998年の通貨危機(10.6%)以来最大の上げ幅9.6%を記録、粉ミルクも6.3%値上がりした。
1歳の息子を育てる保護者(32)は子どもにかかる費用を他の節約で補おうと出前アプリを削除したという。「おむつ、洗剤、粉ミルク、離乳食など赤ちゃんの必需品だけで少なくとも毎月60万ウォン(1ウォン=約0.1円)にはなる。おむつを買う前に中古取引アプリで未開封のおむつを検索することもある」とため息をついた。
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