韓国のイ・ヨンス空軍参謀総長(大将)とアルビン米空軍参謀総長(大将)が17日、忠清南道鶏龍台の空軍本部で対談し、北朝鮮が挑発する場合、圧倒的な両国の空軍力で連合防衛態勢と対北朝鮮協力を強化していくことを約束した。
両総長は、北朝鮮の核・ミサイル能力の高度化とごみ風船散布、平壌上空の無人機を口実にした京義線・東海線南北連結道路・鉄道の爆破行為について、朝鮮半島とインド・太平洋地域の安定を阻害すると糾弾した。
また、ロシアと北朝鮮の軍事協力が朝鮮半島だけでなく、国際平和に深刻な脅威を与えていることに深い憂慮を示し、米韓両国が国連軍司令部加盟国、北大西洋条約機構(NATO)加盟国など国際社会と連帯して対応していくことにした。
両総長は日米韓3国の安全保障協力の重要性について強く共感し、3カ国の国防相が7月に結んだ「安全保障協力フレームワーク」を後押しするために今後、3カ国の空軍総長級会議を定例的に開催する案を議論した。
合わせて6月に初めて3カ国の共同訓練「フリーダム・エッジ」の訓練規模を持続的に拡大し、3カ国の空中戦力間の相互運用性を増強し、域内での軍事威嚇への対応力を高めることを約束した。
(c)news1