ブリンケン米国務長官が12日、ハワイで開かれる日米韓外相会談を控え、北朝鮮が提起する幅広い挑戦など、広範囲な共通議題を進展させる機会だと評価した。
米政府系放送ボイス・オブ・アメリカ（VOA）によると、ブリンケン長官は8日、日米豪印4カ国による協力枠組み「クアッド」に参加するためにオーストラリアに向かう機内で「シャーマン国務副長官と私は日米韓3カ国協力に多くの時間を使ってきた。今回の対面はこの協力をさらに前進させるもう一つの機会」と述べた。また「北朝鮮が提起する挑戦から始めるが、これを超える非常に広範囲な共通議題がある」と述べ、今回の会談を「前進させる重要な瞬間」と位置づけた。
また、「われわれはアジア太平洋とインド太平洋地域に絶えず関心を集中してきた。そのためオーストラリアに向かっている」とも強調した。
ブリンケン長官は、オーストラリアで外相会議を開いた後、12日にはハワイに向かい、林芳正外相やチョン・ウィヨン（鄭義溶）韓国外相と会談する予定。
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