約8億ウォン(約8000万円)分のヒロポンと銃器類を引っ越し荷物を装って韓国に搬入しようとしていたとして、ソウル中央地検麻薬犯罪特別捜査チームは10日、米ロサンゼルス麻薬販売のチャン容疑者(49)を特定犯罪加重処罰などに関する法律違反などの罪で起訴したと発表した。
検察によると、チャン被告は米国永住権者で、韓国で学業と軍服務を終えて米ロサンゼルスなどで麻薬販売をしながら生活し、最近、米国での生活を清算して帰国した。
チャン被告は昨年7月26日、ロサンゼルスの自宅でヒロポン3.2キロをビニールパック9個に真空包装してソファテーブルの中に隠し、45口径拳銃と実弾50発を工具箱などに隠して引っ越し荷物を装った。これを船舶貨物として発送し、釜山港に同年9月9日に到着させた罪が持たれている。
チャン被告が搬入したヒロポン3.2キログラムは、約10万人が同時に投薬できる量だ。チャン被告はまた、今年3月25日にヒロポン約0.1グラムをクッキングホイルに乗せてライターで加熱した後、発生する煙を吸入した疑いも持たれている。
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