
海外主要メディアが韓国の「未来型治安システム」に注目している。英BBCが10月10日(現地時間)、「韓国が犯罪予防のためにホログラム警察を活用している」というタイトルで、ソウル市中区に設置された3Dホログラム警察案内システムを紹介した。
このシステムは、ソウル中部警察署が2024年10月、酔客による暴力や騒ぎが頻発する地域の特性を考慮して歓楽街に設置した。
毎日午後7時から10時まで自動的に稼働し、映像内のホログラム警察官が「この地域にはAI防犯カメラが設置されています。暴力などの緊急事態発生時には警察がリアルタイムで対応します」と音声で案内する。
ホログラム映像は実物大で、市民に安心感を与えている。また、公序良俗に反する行為を抑止する効果があるとされ、警察によると、導入後に地域の犯罪率は22%減少した。
BBC取材班は現地で直接その様子を確認し、市民の声を紹介。「本物の警察ほどではないが、確かに犯罪抑止効果があると思う」「女性が夜でも安心して歩けるようになった」など肯定的な反応が多かった。
また、米NBCや独DWなどの主要メディアもYouTubeなどを通じてこの事例を「韓国の先進的な警備技術」として紹介。海外のネットユーザーから「これぞ未来の警察」「アメリカでもすぐ導入されそう」といったコメントが相次いでいる。
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