
自宅近くにワンルームを借りて趣味の時間を楽しんでいたことが妻にばれた韓国の29歳の男性が、23日に放送されたYTNラジオの番組「チョ・インソプ弁護士の相談所」で「離婚を切り出されどうしたらいいか」と相談した。
男性は交際中に妊娠した妻と結婚して5年目。父親が経営するインテリア会社で働いており、同年代より収入は多い。子どもも健やかに育っており、夫婦仲も悪くない。
ところが、自分の人生が退屈だと感じるようになった。大きな理由は、自宅に自分だけの空間がないこと。そこで男性は趣味のプラモデル作りや漫画、ゲームに没頭するため自宅近くにワンルームを借りた。
だが、その様子を投稿していた匿名のSNSアカウントが妻に見つかってしまい、一連の行動が発覚した。妻は激怒し「他に女がいるのか?」と疑った。否定しても耳を貸さず、妻は「別居するつもりか」と言う。口論がエスカレートした末、男性がついに離婚を持ち出すと、妻は「ここは私の父の家よ。出て行きなさい」と叫んだ。
確かに義父が買った家だし、車も妻が買ったもの。でも、妻は男性の稼ぎで洋服も化粧品も買っている。男性は「自分ばかりが悪者扱いされるのは納得できない」と口にした。そして「妻は裕福な実家を頼りにしている。あまりに簡単に『離婚しよう』と言い出す妻に失望した。どうしたらいいのか」と相談した。
番組のパク・ギョンネ弁護士は「ワンルームを隠れて借りただけでは離婚理由にはならないが、夫婦間の深刻な対立に発展したら離婚事由になり得る」と説明。「仮に離婚しても、義父が用意した家は特有財産として分与対象外になる可能性が高い」との見解を示した。
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