2024 年 12月 27日 (金)
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秋夕連休の列車チケット「取り消し」70万席…6万席が空席のまま運行

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韓国で毎年、秋夕連休に列車乗車券「ノーショー」(予約不渡り)が70万件に達することがわかった。このうち9%に当たる6万件は結局、空席のまま列車が運行される。

国会国土交通委員会所属の野党「共に民主党」のホン・ギウォン議員が韓国鉄道公社(KORAIL)から提出された資料によると、昨年の秋夕連休に乗車券を前売りして出発前後に取り消し・返還する「予約不渡り」(ノーショー)件数が69万5246件に上った。

2020年の秋夕連休は66万8030件で、昨年は4.1%(2万7216件)増えた。毎年70万件に達する予約不渡りが発生するのは、キャンセルの手数料が低く、ひとまず予約だけしてみる「空前売り」が多いためと分析される。

問題は予約不渡りと再販売の過程で、膨大な数の乗車券が無意味になることだ。

昨年の秋夕連休期間に取り消し・返還された乗車券のうち、91.6%にあたる63万6946件は再販売されたものの、残る8.4%(5万8300件)はそのまま処理された。一昨年の秋夕連休でもキャンセル・返還された乗車券(66万8030件)のうち9.8%(6万5604件)は販売されなかった。

列車の利用需要が多い秋夕連休にも空席があったということになり、韓国では対応を求める声が上がっている。

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