「1人1日3玉までの制限販売」。韓国で10月の本格的な収穫期を迎え、秋の味覚を求めて大型マートや企業型スーパーマーケット(SSM)、伝統市場などに訪れる市民で賑わっている。
京畿道地域の大型マートを6日訪れた40代の女性は、実家のソウルに戻る前に水キムチを作るための食材を購入していた。「両親も入手が難しいと言って購入を頼んできた」と語る。
韓国産の小玉白菜1袋は4980ウォン(約550円)、手間をかけて下処理された白菜1袋は8900ウォン(約980円)で販売されていた。女性はそれぞれ2袋と1袋を買った。スーパーの従業員によると、8月から9月の猛暑で供給が滞り、今後も制限が続くかは未定だという。
9月の京畿道の消費者物価は前年同月比1.7%上昇し、特に農産物の価格が大幅に上昇。白菜だけでなく、大根やほうれん草、レタスなども大きく値上がりし、家庭の食卓に影響を与えている。
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