2025 年 10月 1日 (水)
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秋の休暇に最適…韓国・済州ウェルネス観光地

幻想の森コッチャワル公園=済州観光公社提供(c)news1

秋は休息の季節。猛暑に疲れた身体と心を癒し、生活のエネルギーを充電できる場として、韓国・済州島が注目されている。済州観光公社が専門家の審査と現地評価を経て選定した「済州ウェルネス観光地」が紹介された。

まず、森に囲まれた癒しの空間として、西帰浦(ソギポ)市南原邑の「モチェワッ林道」がある。石が積み重なった土地に根を下ろした多様な木々が群落を作り出す神秘的な森で、トレッキングや森林解説、檜の足湯体験ができる。西帰浦市ホグン洞の「西帰浦治癒の森」では樹齢60年以上の檜や杉が生み出すフィトンチッドを満喫でき、バリアフリー散策路も整備されている。

また、済州市朝天邑の「Papa Ville」では溶岩地帯を歩きながら自然の雄大さを感じることができ、地下の清浄な空気を利用した瞑想やヨガも楽しめる。済州市翰京面の「幻想の森コッチャワル公園」は防弾少年団(BTS)のアルバム撮影地としても知られ、森林解説や薬草を使った足湯セラピーが人気である。

瞑想型ウェルネス施設も多彩だ。西帰浦市城山邑の「酔茶禅リゾート」では海と緑を望む環境でヨガやティークラスを体験できる。済州市老衡洞の「済州901」は瞑想、ビーガン食、宿泊を組み合わせたワンストップ型の癒し空間だ。西帰浦市表善面の「ヘビチホテル&リゾート」は海辺でのランニングや夕陽の中のヨガ、シンギングボウル瞑想を備え、済州市翰京面の「思索の庭」では庭園観賞とともに瞑想や伝統体験を提供している。

さらに、西帰浦市フェス洞の「WEホテル済州」は国内初の医療観光型リゾートで、火山岩盤水を使った水治療プログラムが特色。済州市涯月邑の「シーンオブ済州」は自然染色を体験できるビーガン衣料ブランドで、染色中にアロマセラピーや瞑想も行える。西帰浦市フェス洞の「フェス茶屋」では地元農家の茶を活かした多彩なティープログラムを楽しめる。

最後に、西帰浦市南原邑新興2里の「椿の村」では、椿油を活用した料理や化粧品作り、椿林散策など住民主体のプログラムが提供されている。落ち着いた休息を求める人には「慈愛瞑想&マインドフルイーティング」プログラムが勧められる。

済州島は森林浴から瞑想、食体験まで多様なウェルネス観光地を備え、心身を整える旅先として魅力を放っている。

(c)news1

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