2024 年 11月 27日 (水)
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私の代わりに私の人形が旅行!?…メタバースでの韓国もいかが?

©MONEY TODAY

新型コロナウイルス感染が2年以上続き、オンラインで旅行するオンラインツアーに続き、「人形ツアー」まで登場した。

韓国のインターネット旅行代理店「インターパークツアー(INTERPARK TOUR)」は海外客を対象に「私の代わりに私の人形が旅行に行く、トイストーリー(TOY STORY)Xソウル」という商品を発売した。

「トイストーリー」はこれまで韓国客の人形を海外旅行をさせるツアー。昨年初めて発表され、好評を得ていた。今年も新型コロナ感染が続き、海外でも韓国旅行に対する需要があると判断、今回は海外の観光客の人形を韓国に送り、代わりに旅をするというツアーを新たに発表する。

最初のターゲットは韓国に近い日本だ。日本人観光客が自分の人形を韓国に送ると、ガイドがソウル観光やK-popの名所めぐりをする。旅行を終えた後、主なツアーコースで人形の記念写真をして、所定の記念品を人形と一緒に返却する。

ツアーコースは景福宮(キョンボックン)、北村(プクチョン)、国立中央博物館など韓国の伝統が体験できる場所から、漢江(ハンガン)公園、ロッテタワー、鶴洞(ハクドン)公園など、若者の人気スポットまでさまざまだ。グローバルアイドルグループに関する展示や記念品があったり、訪問先として有名になったりした場所も訪問する。

ロブロックスのSquid Game in Gangneung, Korea©news1

加えて、韓国観光を間接体験するグローバルメタバースゲームもMZ世代を中心に人気だ。

韓国観光公社は、米メタバースゲームプラットフォーム「ロブロックス」(Roblox)」を活用し、江陵(カンヌン)を背景にした「イカゲーム」を制作、先月には累積訪問者数が7万人以上を記録したと発表した。

ゲームで江陵の主な観光地である江陵船橋荘や烏竹軒で、李氏朝鮮の儒学者イ・イ(李珥)の本や李氏朝鮮中期の書画家シン・サイムダン(申師任堂)の絵を見たり、安木(アンモク)海岸のBTS停留所で写真を撮ったり、日本海を背景に軌道自転車(レールバイク)に乗ったりもする。また、中央市場で「タルゴナ」(韓国の昔ながらの砂糖菓子)、餅、純豆腐アイスクリームなどを買って食べたり、「だるまさんが転んだ」「石渡りゲーム」を体験したりできる。

ネイバーの孫会社「ネイバーZ」が運営する「ZEPETO(ゼペット)」にも韓国を描いたマップが登場した。観光の拠点都市である釜山、木浦、安東、江陵、全州の5つの地域にそれぞれ違った魅力が込められている。

ZEPETOマップの検索で各都市の名前を検索すると、▽釜山ならランドマークである広安大橋と、美しい色味で彩られた甘川文化村▽安東なら、春色の桜が調和した月影橋とユネスコ世界文化遺産である陶山書院▽江陵ならアンモクコーヒー通りと日の出スポットである正東津駅▽木浦は木浦大橋を背景に夜のロマンを感じることができる名所や全州韓屋村――などの観光地とホットプレイスが見られる。

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