
韓国で6日に放送されたYTNラジオの番組「チョ・インソプ弁護士の相談所」で、離婚準備中に夫の財産移転を知ったという女性の事例が紹介された。
結婚25年目の女性には息子と娘がいる。新婚当初、夫は会社を辞めて半年間無職となり、その間の生活費は女性が稼いだ。
その後、夫は図書館で株式の勉強を始め、投資で安定した利益を得るようになった。元手は女性が実父から借りた資金。それを元に大きな収益を上げた夫は投資運用士の資格を取って仲間と資産運用会社を立ち上げた。
事業が成功し、財産が急増する一方で、夫は家庭に無関心となった。やがて他に女を作り、子どもをもうけて家を出た。
女性は離婚を強く望む夫に同意したが、その過程で夫が財産を実弟名義に移していた事実が明らかになった。
これについてキム・ナヒ弁護士は「離婚を意識して故意に財産を隠した場合、それも分与対象となると。詐害行為取消訴訟や刑事告訴によって対応できる」と述べた。
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