
韓国のある皮膚科専門医が、日頃から患者に「避けるべきだ」と指導してきた食品のみを意図的に摂取する実験をした結果、わずか1週間で肌の老化指標が顕著に悪化したことが分かった。
ユーチューブチャンネル「ピチンナム・イ・スンジュ」に今月15日、「皮膚科医があえて7日間、肌を傷める食生活を送ったら起きたこと」と題する動画が公開された。
動画に出演した皮膚科専門医のイ・スンジュ氏は、砂糖や精製炭水化物、乳製品、脂質の多いインスタント食品など、通常は患者に摂取を控えるよう勧めている食品だけを1週間にわたり食べ続ける実験を進めた。
実験初日から食事内容は極端だった。カステラなどの甘い菓子類に低脂肪牛乳を合わせ、空腹時には砂糖入りコーヒーを飲むなど、高糖質の摂取が続いた。イ・スンジュ氏は「低脂肪牛乳はインスリン様成長因子(IGF-1)の分泌を促し、にきびができやすい肌には好ましくない場合がある」と説明した。
数日が経過すると、体と肌に明確な変化が現れ始めた。菓子類や甘い飲料、ラテ、ハンバーガーやピザ、フライドポテト、炭酸飲料など、高糖質・高脂肪の食事が続き、焼き肉や飲酒の場面もあった。イ・スンジュ氏は顔のむくみや強い疲労感を訴え、皮脂分泌の増加が目立つようになったという。小さなにきびや炎症性の肌トラブルも確認された。
もともとあったアトピー症状も悪化し、脚部にかゆみや炎症が出現。飲酒後はアルコールによるヒスタミン反応で、かゆみがさらに強まったと説明した。その後も甘い飲料や夜食を摂取し、最終日には黒糖ラテなど高糖質の食事で実験を終えた。
イ・スンジュ氏は「途中から肌トラブルが増え、肌年齢が高く出るだろうと感じていた」と振り返った。
実験後、皮膚診断機器で測定した結果、実験前は31歳相当だった肌年齢が36歳と判定され、5歳分の老化が確認された。肌タイプも混合肌から脂性肌へと変化し、紫外線撮影では鼻周辺を中心に皮脂量の増加や毛穴状態の悪化がはっきりと確認された。
イ・スンジュ氏は「この結果を患者にぜひ見せたい」とし、「食生活に注意するよう指導してきたことの妥当性が、より裏付けられた」と語った。
(c)NEWSIS

