韓国で最近、流通業界の「ショートフォームコンテンツ」(10分前後の短い映像)競争が激しくなっている。短い映像に好奇心を持つMZ世代に自然な形で広告効果をもたらすことができるからだ。大規模な資本や有名人を必要とせず、コンテンツそのもので勝負できるため、業界ではさまざまな試みが続いている。
サムスン物産ファッション部門の非公式YouTubeチャンネル「アルコンTV(Arrkkong TV)」のチャンネル登録者は9万3000人で10万人突破を目前にしている。
アルコンTVはサムスン物産ファッション部門のMZ世代の社員が運営する非公式YouTubeチャンネルで、社員の身近な日常を扱う。2週間前にアップロードされた「ファッション会社夏の出勤ルック」というタイトルの映像は、再生数30万回を超えた。最も人気のある映像の再生数は85万回に達する。また、アルコンTVに紹介された一部の製品は、自社モールランキングに上がるなどの成果を出している。
アルコンTVの運営者は「単に製品を広告するコンテンツではなく、社員のリアルな日常と有益な情報に重点を置いた内容を企画している」と話している。
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