2024 年 10月 5日 (土)
ホーム社会知的障害の弟、倉庫に閉じ込め、アイロン押し付ける…「韓国政府の支援金目当て」で同居、実姉ら摘発

知的障害の弟、倉庫に閉じ込め、アイロン押し付ける…「韓国政府の支援金目当て」で同居、実姉ら摘発

(c)news1

知的障害の弟を倉庫に閉じ込めてアイロンで虐待したとして、特殊傷害、特殊重監禁、暴力行為など処罰に関する法律違反(共同強要、共同暴行)の罪に問われた実姉A氏(26)ら4人に対する控訴審で、韓国の裁判所はこのほど、被告と検察側の控訴を棄却し、懲役4~5年の実刑を言い渡した原審を支持した。

A氏らは昨年11月13日~12月31日、A氏の弟で知的障害のあるB氏(20代)を虐待し、監禁した罪に問われている。A氏らは、B氏に勉強を教えるという名目で、B氏が足し算、引き算、九九などの問題を間違えるたびに暴行したことがわかった。

B氏に「お前はご飯もないし、水も飲めない。君にあげるのはもったいない」とスチームアイロンで頬と唇、腕と太ももなど身体のあちこちへの虐待を繰り返していたという。

倉庫に閉じ込められたB氏が「助けてくれ」と叫んだのを、隣人が聞きつけて警察に通報し、事件が明らかになった。救助当時、B氏は薄いガウンだけを着た状態で、全身にはやけどや床ずれなどの傷が発見されたという。

捜査の結果、A氏らはB氏に出る基礎生活受給費と障害手当、遺族年金など政府支援金を狙って、病院からB氏を連れてきて一緒に暮らしていたことがわかった。

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