離婚を要求する夫に対し、氷酢酸(酢酸を薄めて作った食用酢の一種)をかけ、凶器を振り回して殺害しようとしたとして、ソウル北部地検はこのほど、殺人未遂の疑いで30代女性を起訴した。
検察によると、女性は先月19日午前1時ごろ、居住するソウル市江北区のマンションで、酒に酔って寝ていた夫に氷酢酸をかけ、凶器を振り回したとされる。夫は身体のあちこちにやけどを負い、病院に運ばれた。命に別状はなかった。
捜査の結果、女性は普段、夫の離婚要求と家庭不和に激怒し、犯行に至ったという。
検察は、女性が夫を殺害するために氷酢酸をあらかじめ準備した▽犯行当日にゴーグルと手袋を着用し、夫の顔に氷酢酸と熱湯をかけて反抗を制圧した▽逃げる夫を追いかけて凶器を振り回した――などをふまえ、A氏が計画的に夫を殺害しようとしたことが確認されたとした。
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