
韓国のオンラインコミュニティ「ネイトパン」に最近、「病気で仕事を辞めたら、夫から“ゆっくり休んで。家事ができるからよかった”と言われた」という内容の書き込みが掲載された。
投稿した30代半ばの女性は銀行員として9年間勤務していたが、子宮の腫瘍と重度の腺筋症が悪化したので、仕事を辞めて開腹手術を受けることになった。銀行業務の特性上、顧客対応中に痛みを我慢し続けることは限界だった。
退職を決めると、実家の両親は「健康が第一だ」と理解を示した。しかし、夫の反応は冷ややかだった。「手術を無事に終えて、ゆっくり休んで。家事ができるから良かったんじゃないか?」と言い放った。
「どういう意味なの」と尋ねると、「今どきの女性が望むことでしょ、専業主婦」と返答。生活費を全て負担する夫をやゆする「ポンポン男」という言葉まで持ち出し、「冗談だよ」と笑ったという。
女性は「傷付いた私の横で夫はスマートフォンでグルメ店を探していた。こんな人と一緒にいてはいけない。家の名義も私だから手術前に離婚して追い出したい」と憤慨。義母が病気で倒れた時に夫が「自分で面倒見ろ」と突き放したことを思い出し、「共感する能力がない人だとその時に気づくべきだった」と振り返った。
また、結婚の際には女性のほうが多く資金を用意したのは、誠実で優しい人だと思っていたからだが、「今では失望している」と語った。
この投稿は14万回以上閲覧され、290件以上のコメントが寄せられた。ネット上では「配偶者への敬意がまるでない」「手術前に整理すべきだ」といった意見も寄せられたが、一部の男性には夫を擁護する声もある。
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