
結婚3年目の韓国の女性が10月12日、ヤン・ナレ弁護士のYouTubeチャンネルで「夫が同棲時代の生活費まで清算しろと言う」と訴えた。
女性は一般企業に勤め、夫は両親が経営する会社から給与をもらっている共働き夫婦。新婚当初は義両親の所有する物件に住んでいたが、家賃がいらない分、居心地が悪く、夫に「生活費は全て自分が負担するから」と約束してそこを出た。
以後、女性は水道・電気など公共料金や家賃、生活用品の購入費を全て負担。経済的には厳しかったが、精神的には自由になった。
そんな時、夫が「家を買おう」と提案した。収入のほとんどが生活費に消え、余裕がなかった女性は共同名義にしてほしいと提案したが、両親から支援を受けるつもりの夫は「名義は絶対に自分にする」と譲らなかった。結局、住宅関連の費用は夫、生活費は女性が負担することで折り合った。
だが、その後の生活は息苦しいものだった。買い物も外食でも全部女性の支払い。夫は自分のカードで払った分も「きみが生活費担当だから」と請求し、同棲時代に使った生活費や、その際発生した借金の利子まで要求した。
女性は「まるで経理処理している気分。こんな結婚生活が正常なのか分からない」と嘆いた。
ヤン・ナレ弁護士は「異常な関係だ。早く離婚を考えるべきだ」と断言。「仮に夫名義で家を購入しても、妻が生活費を全額負担してきたのなら離婚時に財産分与を十分に受ける余地がある」と指摘した。
(c)news1