2024 年 12月 27日 (金)
ホーム社会生活費、外食費、見舞いの時間まで「正確に折半」という韓国の妻、どう向き合えば?

生活費、外食費、見舞いの時間まで「正確に折半」という韓国の妻、どう向き合えば?

(c)news1

「義父の見舞いに時間を費やした。その同じ時間、自分の実家にいたい」。こう主張した妻との離婚を決意した――こんな韓国男性の話がYTNラジオ「チョ・インソプ弁護士の相談所」で取り上げられた。

男性は妻の合理的で優れた問題解決能力にひかれて結婚した。しかし、長所だと思っていたところが短所に見えるようになった。過度に計算高いだけなのだ。

生活費は別々で、外食する場合はそれぞれが食べた額を正確に精算。妻は「養育責任を押し付けられてはたまらない」と言い、子どもを持たないと宣言した。男性は残念だったが、妻の言葉にも一理あると思い、我慢した。

決定的な問題は旧正月に起きた。男性の父の病状が悪化し、見舞いに行った際、妻が「病院に5時間いたので、自分の実家にもそれだけいなければならない」と話した。その瞬間、男性の心は妻から離れ、大げんかをした。結局、互いに考える時間を持つことになった。

その後、男性が離婚を持ち出すと、妻は財産分与を要求した。男性は「徹底的に別会計でやってきたのに必ず財産分与をしなければならないのか」と助言を求めた。

番組に出演した弁護士は「心が大きく傷ついたのはわかるが、そのような状況だけで婚姻生活を持続できないほど苦痛になるかはよく理解できない」と指摘。財産分与については「生活費も徹底的に分けているので夫婦共同財産と言える部分がないこともありうる。訴訟で財産分割を請求されたら、この点を強調するのが有利だ」と説明した。

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