韓国で今年、副業に乗り出す世帯主の数が4割増え、過去最高を記録した。特に新型コロナウイルス感染以後、保健・社会福祉サービス関連での副業労働者が急増したことも判明した。
全国経済人連合会(全経連)が統計庁の経済活動人口調査マイクロデータを分析した結果、家庭生計を担う世帯主である副業者は今年第1~第3四半期に36万8000人と、副業者全体(54万7000人)の67.3%を占めた。
過去5年間(2017~2022年)第1四半期の平均副業者数は33.1%、世帯主の副業者数は41.0%増加した。副業者全体に占める世帯主の割合は2017年の63.5%から2022年には67.3%に増えた。
全経連は、雇用安定性の低い高齢層と青年層の副業活動の割合が大幅に増えたとみている。業種別では、保健・社会福祉サービス業の副業者がこの5年間で2万2000人、62.9%も増加した。
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