韓国で長く続いた今夏の異常な暑さが終わり、涼しい秋が訪れると同時に「秋の蚊」が急増している。夏の猛暑で一時減少していた蚊が涼しくなるとともに再び増殖しているのだ。
ソウル市が提供する「蚊の予報」によると、蚊の発生指数は「注意」の3段階に達しており、10分間屋外に立っていると5回以上刺される可能性が高い。
通常、蚊は気温が15~30度の範囲で活発に活動する。だが、今年は猛暑と豪雨が影響し、7月から8月にかけて活動が減少して9月末から再び増え始めた。
ソウル市が設置した蚊誘引灯で捕獲された蚊の数も9月に増加傾向を示している。市では蚊の発生が続く場合、窓の開閉を控えるなどの行動を推奨。屋外では長袖を着用し、容器などにたまった水はひっくり返して空にしておくことが重要だとしている。
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