韓国で新型コロナウイルスの再流行が進み、市民の間で再びマスクを着用する動きが広がっている。
大学生や会社員たちが、感染によってアルバイトや休暇に支障が出ることを恐れ、マスクを着けているケースが多い。薬局では新型コロナの診断キットの需要も高まっている。
8月初旬のコロナ入院患者数は861人で、4週間前と比べて約5.8倍に増加した。しかし、専門家は現在の変異株は、重症度が高くないため、大規模な社会的対策は必要ないとし、医療的な対応で十分だとしている。ただ、再流行はしばらく続く可能性があり、今後の感染拡大を警戒している。
政府は8月下旬に再流行がピークに達する可能性があるとみて、医療体制を維持しつつ状況を注視している。
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