2025 年 7月 16日 (水)
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猛暑と雨のはざまで…韓国・海水浴場に避暑客が殺到、真夏の風物詩に

2025年7月13日午後、慶尚北道浦項市北区の迎日台海水浴場で涼を取る避暑客ら(c)news1

韓国で7月13日、猛暑と雨の予報にもかかわらず、全国の海水浴場や水遊びスポットは涼を求める家族連れや観光客でにぎわい、真夏の風物詩が繰り広げられた。

気象庁によると、この日は首都圏、江原道嶺西、忠清北道、慶尚北道などの内陸地域に一時的に猛暑特報が発令され、最高気温は28~35度に達する地域もあった。しかし、午後には断続的な雨が各地で観測され、猛暑警報は次第に解除された。

それでも、家にじっとしていることを選ばなかった市民たちは、こぞって海や公園、水辺に繰り出した。

江原道では、嶺西地域の公園水遊び場が大人気で、午後2時30分ごろ、原州市のセムマル公園では水鉄砲で遊ぶ子どもたちの歓声が響いた。

一方、江陵市をはじめとする日本海側の6市・郡では、80カ所の海水浴場が避暑客を迎えた。江陵・沙川(サチョン)海水浴場でも、曇り空にもかかわらず浮き輪をつけた子どもたちが海に飛び込む様子が見られた。

仁川・乙旺里(ウルワンリ)海水浴場にも、朝から老若男女の避暑客が集まり、浜辺の露店も活気を取り戻していた。近隣の刺身店では、家族連れが店主と価格交渉する姿も。近隣のマートでは、氷入りカップや冷たい飲料を求める買い物客が列を作った。

特に記録的な猛暑が続く慶尚北道では、水遊び場が注目の避暑地に。亀尾市の水遊び場では、運営開始以降、連日多くの家族連れが訪れている。また、浦項市北区の迎日台海水浴場でも避暑客が押し寄せ、夏本番を告げる光景が広がった。

猛暑と雨の合間をぬって、人々は思い思いの方法で真夏の一日を楽しんでいた。今後も続く酷暑のなか、こうした水辺の憩いの場は、しばらく多くの市民の“避暑地”としてにぎわいそうだ。

(c)news1

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