![](https://koreawave.jp/wp-content/uploads/2025/02/独房で1人運動、弁護士とは連日接見…韓国国会で明かされた尹大統領の収監生活-1024x682.jpg)
韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領がソウル拘置所で収監生活を続ける中、独房で運動をしながら過ごし、連日、弁護士と接見していることが明らかになった。
国会の特別委員会は5日、ユン大統領やノ・サンウォン前情報司令官、キム・ヨングン前大佐(元第3野戦軍憲兵隊長)ら主要証人を対象にしたソウル拘置所での現場聴聞会を実施した。
しかし、証人の欠席などにより実質的な調査はできず、同委員会は現場訪問を通じて確認したユン大統領の拘置所内での生活状況を公開した。
野党「共に民主党」のハン・ビョンド議員によると、ユン大統領は3.67坪(約12.1㎡)の独房に収監されている。部屋にはテレビとトイレが設置され、屋外運動も可能だ。毎日1時間、独房棟で運動することができ、ユン大統領は適度に1人で運動をしているという。
健康状態について、ハン・ビョンド議員は「特に異常はないと聞いている」としたうえ「家族との面会については個人的な事項のため、具体的には言えない。ただ弁護士とは毎日、接見しており、時間制限なく進められている」と明かした。
また、ユン大統領が憲法裁判所に出廷する際、整った身だしなみで登場することについて、ハン議員は「拘置所内ではヘアスタイルや化粧などの準備は施されておらず、憲法裁判所と協力し、外部で準備されている」と明かした。
ユン大統領の警備は「拘置所の塀を基準に、内部はすべて法務省が、外部は大統領警護処がそれぞれ担当している」と説明した。
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