ソウル市保健環境研究院は、犬を飼育する農場や犬肉料理店が犬肉を牛肉や豚肉として偽装販売しているかどうかを確認できる「犬種判別キット」を開発した。このキットは、犬のDNAのみを増幅させる特性を持ち、即座にサンプル検査が可能だ。今月7日に「犬の食用終息法」が施行されたことに伴い、地方自治体として初めて製作された。
この法律により、現在営業中の業者や食肉解体・流通業者はすべて報告義務を負い、すでに報告を受理された479カ所の業者は廃業・転業計画を含む「犬の食用終息履行計画書」を提出した。ソウル市は今後、この履行計画の遵守状況を定期的に点検する。
ソウル市のイ・スヨン庭園都市局長は「このキットを通じてソウル市は先進的な動物福祉文化の定着に向けて取り組んでいく」と述べている。
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