物価高が進む韓国で、コンビニの簡便食で朝食を済ませる「コンビニ朝食(便朝)族」が増えている。
簡単で安価でもしっかりと食事をとろうと考える会社員、学生たちを中心に、朝食用の簡便食の売り上げが伸びている。
コンビニチェーンGS25の今年1~7月の午前7時から9時までで、軽食購入顧客の割合は、売り上げ全体の25.2%を占めた。サンドイッチ、おにぎりの売り上げが全体に占める割合はそれぞれ29.2%、26.7%だった。
かつては昼休み(正午)が売り上げのピークだったが、現在は午前8時にピークを迎える。
コンビニチェーンCUでも、朝の時間帯の食事類の売り上げが、前年比で増加している。
伸び率が最も高い簡便食の年度別売り上げは2022年の14.7%から2023年に22.1%、2024年1~7月には26.4%に増加。朝食として簡便食を好む傾向が鮮明になっている。
セブンイレブンもおにぎりの朝の時間帯での売り上げ伸び率が、昨年の20%から今年は25%に増えた。
さらに売り上げを伸ばそうと、セブンイレブンでは今月、午前7時から午後2時までの時間帯に、弁当やおにぎり、サンドイッチとセブンカフェアイスを一緒に購入すると、1000ウォン割引するキャンペーンを実施している。
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