物価上昇と高金利の影響により、韓国で今年第3四半期(7~9月)の商店街空室は前四半期より増えた。小規模商店街の賃貸料は下がったが、集合商店街の賃貸料は上がった。一方、オフィスは需要に比べて供給が限られて空室が減り、賃貸料は上昇した。
韓国不動産院によると、全国の中大型商店街の今年第3四半期の賃貸価格指数は、前四半期と同じ水準を維持した。小規模商店街第3四半期の賃貸価格指数は前四半期比マイナス0.11%下落したが、集合商店街第3四半期の賃貸価格指数は前四半期より0.01%上昇した。
前四半期比地域・類型別に比較してみれば、中大型商店街第3四半期賃貸価格指数はソウル・済州・大田・京畿道で上がったが、この他の市道はすべて下がった。小規模商店街第3四半期の賃貸価格指数はソウル・済州・大田などで上昇し、江原・全北・全南などでは下落した。
集合商店街の第3四半期の賃貸価格指数はソウル・済州・大田で上がったが、全南・全北・江原などで下がった。
一般建築物台帳上の建物の中で、3階以上だったり、延べ面積が330平方メートルを超過したりすれば中大型商店街、2階以下に延べ面積も330平方メートル以下であれば小規模商店街に分類される。
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