
韓国のSNSに11月3日、「最後の小遣い」というタイトルの投稿があった。会社員の女性が、父親から亡くなる前に手渡された5万ウォン(約5300円)札をお守りとして財布に大切にしまっているというエピソードだ。
女性は「父がくれた5万ウォン札1枚。なぜかこれが最後になるような気がして使えずに取っておいた。その後、本当に父が亡くなってしまい、それ以来お守りのように財布に入れて持ち歩いている」とつづった。
続けて「ある時、別の財布に移したのを忘れ、なくしたかと焦ったことがあると」と思い出を振り返った。
投稿には、丁寧に折り畳まれた5万ウォン札の写真が添付され、その下に「2016.12. 愛するお父さんが最後にくれたお小遣い」と手書きの文字が添えられていた。
この話にネットユーザーからは「自分も祖父の最後の財布を大事に持っている」「亡くなった祖母からもらった1000ウォン(約106円)札をドレッサーに飾ってある」など共感の声が相次いだ。
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