2025 年 3月 11日 (火)
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熱湯・水責め・ムチ打ち、「不倫」疑い妻に拷問…韓国「懲役6年控訴中」のDV夫、拘置所からも恐怖の手紙

JTBC「事件班長」(c)news1

韓国で妻の不倫を疑い、暴行や拷問を続けた男に懲役6年の判決が下された。だが、男はその後も拘置所から妻を脅すような手紙を送っているという。

5日のJTBC「事件班長」が詳報した。

妻は2013年、ある親睦会で夫と出会って結婚し、2人の子どもを授かった。

夫が妻の不倫を疑い、暴力を振るい始めたのは2015年。身に覚えのない妻は幼い子どもを抱えて離婚する勇気が持てず、耐え続けた。

2023年11月ごろから暴力はエスカレートした。「お前が不倫している証拠の映像を持っている。70人と浮気し、乱交パーティーの動画もある」と妄想を繰り広げた。

「証拠を見せて」と言うと、夫は浴室の床に倒して踏みつけるなど暴行を加えた。顔を殴ったり、熱湯をかけたり、時には水を張った浴槽で水責めにされた。「こういうのが好きだろう」と言ってムチで打ち、成人向け器具で拷問されることもあった。

妻は全身に2度の熱傷を負い、皮膚移植手術を受けたほか、肋骨4本が骨折するなど重傷を負った。夫は幼い子どもたちにも母親の不倫を問い詰め、暴行を加えた。

最終的に長男が警察に通報した。

検察は傷害、準強姦致傷、特殊傷害、児童虐待などの罪で夫を起訴し、懲役12年を求刑したが、裁判所は「反省している」などとして減軽した。

だが、その後も夫は拘置所から手紙を送り続け、脅迫を続けている。

「俺のことがバレたら子どもの人生に影を落とす。成人して大企業に就職するのが難しくなる。これが韓国社会の現実だ」

「不倫は俺の勘違いだったことにする。俺を助ければ、お前の過去は封じてやる」

裁判では検察・被告側双方が控訴している。離婚訴訟を進めている妻は「控訴審ではより厳しい判決が下されることを願う」と述べた。

(c)news1

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